3回シリーズとして、PT・OTの基礎学問である物理学との関係について、山本本部理事に1回目は「理学療法・作業療法と物理的思考」をテーマに、総論として各療法と物理学との関係、物理学の基礎、その応用法について述べていただき、物理療法への言及も含みご講義いただきました。2回目のご講義で基礎医学のさらに基礎を支える物理学の重要性が鮮明になりました。治療目的ごとに解剖学・生理学的見解に加えて、物理学的思考を踏まえた触れ方など、より効果的な治療技術の提案についてご講義いただきました。
3回シリーズの最後も、テーマ「基本的動作・応用的動作と物理的思考」として、物理学的思考をもとに治療的な動作の使用法について、もっと時間が必要だと思うような資料をいただき、どのように技術を活かすかを、物理学的な見地から示して頂きました。
山本先生、3回にわたり、ありがとうございました。
復習もしていただけたかと思います。少し、頭の整理ができたかと思います。
今年は稀に見る猛暑となっておりますが、患者治療に邁進されておられる皆様に敬意を表します。
対面での研修会も回を重ねて、徐々に皆様に来て頂けるように準備をしてまいりました。
9月に2日間に渡り実技を中心に対面での研修会を開催いたします。この3年間にPT・OTになられた方、またSJF技術に興味を持っていただいていた方、今の技術をさらに確実にされたい方に向けて技術中心に計画いたしました。多くの方の受講をお待ちしております。
以下の募集要項をよくお読みの上、お申込みください。お申し込みはエクセルシートにもれなくご記入いただき、こちらをクリック頂き、メールの件名に「2023.9大地会」本文に「所属・氏名」をご記入の上、エクセルシートを添付して送信ください。
今回のご講義で基礎医学のさらに基礎を支える物理学の重要性が鮮明になりました。治療目的ごとに解剖学・生理学的見解に加えて、物理学的思考を踏まえた触れ方など、より効果的な治療技術の提案いただきました。山本先生、ありがとうございました。
<今後の予定:開催1ヶ月前に募集を開始>
3回目:2023年10月14日(土)開催予定 テーマ「基本的動作・応用的動作と物理的思考」物理学的思考をもとに治療的な動作の使用法について提案いただきます。
基礎医学のさらに基礎を支える物理学を、あらためて伺うと新たな脳の活性化になりましたでしょうか?
今回は、PT・OTの基礎医学の一つである物理学について、SJF学会 理事 山本喜美雄PTに3回にわたって分かりやすくご講義いただいた、第1回目の内容のビデオを再生して、もう一度学び直したい、受講できなかったのでビデオ再生研修会を開催して欲しいというお声が多くあり開催いたします。
1回目は「理学療法・作業療法と物理的思考」をテーマに、総論として各療法と物理学との関係、物理学の基礎、その応用法について述べていただき、物理療法への言及も含みご講義いただきました。
久しぶりの対面での研修会でした。SJF技術に来て頂いた皆様の驚きの声や表情と、どんどんと真剣な表情に変わり技術に取り組む姿勢は、私たち講師陣にもエネルギーを与えてくださいました。
技術研修会を開催出来なかった3年間で、研修会にも足を運びにくくなった中、受講に来て頂いた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
明日の臨床での効果を楽しんでください。
長く続いた感染症も先の見える状況になってきました。この3年間、対面の研修会の開催ができませんでしたが、いよいよ技術研修会を開催いたしました。
LS関節の6方向の技術を中心に技術指導を行い、臨床での効果はいかがでしょうか?
久しぶりの研修会で不手際もありましたが、ZOOMライブでのコミュニケーションも出来て嬉しかったです。来ていただいた皆様、ありがとうございました。
先日の新春座談会では、不手際もありましたが開催ができましたこと、ご出席の先生方に感謝いたします。この座談会の企画の元となりました宇都宮理事長が昨年、ご講義いただいた研修会をビデオ再生で開催いたしました。大変有意義な内容となりました。
治療効果判定を行うには、測定検査が正確にできる事、その意味を知る事が必要ということで、臨床に活かすことの出来る測定検査について、宇都宮初夫 SJF学会理事長にご講義頂きました。
その測定検査を臨床で実践されている、SJF学会理事の4名の先生に症例を通じて手順を示して頂き、測定と検査そして治療の重要性と記録の必要性について理解が深まったのではないでしょうか?4名の講師の先生、ありがとうございました。
第1回:R5年1月7日(土)20時から 3時間程度 ビデオ再生講義
心肺系: 姫野 吉徳 PT
(SJF学会 副理事長:大阪赤十字病院)
中枢神経系: 吉野 孝広 PT
(SJF学会 事務局長:大西脳神経外科病院)
第2回:R5年1月 8日(日)20時から 3時間程度 ビデオ再生講義
骨関節系 (上肢): 長井 淳一 PT
(SJF学会 広報部長:桃井整形外科)
骨関節系(下肢):亀井 俊幸 PT
(SJF学会 企画部長:健彰会クリニック整形外科リウマチ科)
継続は力なり!歴史を知ることは、未来に続くことになります。また、新たな論文や学問の記述は、技術の新たな開発のためには必要不可欠です。論文の意味するところをアドヴァイザーに伺い再確認でき、読み方のポイントを知る機会となりました。また、不定期での開催を予定しています。順次、今までの完全役は、ホームページに掲載いたします。
今年度、当支部では「治療医学の基本」として、解剖(構造)と生理(機能)について学ぶことを計画しました。基礎医学を学び直すことで、治療効果判定を確実にするための一歩となれば、技術の向上にも繋がります。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
治療効果判定を行うには、測定検査が正確にできる事、その意味を知る事が必要です。そのためには、臨床に活かすことの出来る測定検査について、その意義と、それぞれの意味について、また、治療前後の変化を真の効果として判定できるかの基礎について、重要な内容をご講義いただきました。
宇都宮初夫 SJF学会理事長、ありがとうございました。
また、この内容に関わる研修会を計画いたします。
決まり次第、掲載いたします。
毎年、宿泊研修会の講師として来ていただいておりました岡山支部の築山尚司理事にお願いしまして、オンラインで「SJF治療を臨床で活かす考え方」をご講義いただきました。築山先生、ありがとうございました。
臨床での経験を基に、SJF治療によって得られた効果が次の治療のヒントになることを示していただきました。また、最後に宇都宮SJF学会理事長から頂いた、『物理的治療を行うが、物理的に診るのではなく、「機能」を診ていくことが重要である』とのコメントを体現された内容でした。
運動器である神経・筋・関節について、基礎医学として最後の関節についてご講義いただいた内容です。復習も含めて、新たに確認できたことがありました。また、他のオンライン研修会もビデオ再生のオンライン研修会を行います。
Kinesiologyの3回目のテーマは、運動力学:関節内運動力学(関節内静止学と関節内動力学)はいかがでしたか?
今までにご講義頂いた運動学(骨運動と関節内運動学)と運動力学:骨運動力学(筋運動力学と筋以外の骨運動力学)と共に、PT・OTの専門分野として必要な全領域となります。
この知識を臨床で、患者を師として治療技術に活かし活躍していただける研修会となったと思います。
再受講、初回受講の皆様、いかがでしたでしょうか?復習すると、すでに忘れていたことや再度の気づきがあったのではないでしょうか?次回のビデオ再生によるオンライン研修会は、「関節の機能と構造」を開催いたします。3月に予定しております。
第2弾の骨運動力学(筋運動力学と筋以外の骨運動力学)はいかがでしたでしょうか?筋について負荷の掛け方や動作分析の仕方、骨静止力学や筋静止力学などにも触れられ、臨床でのヒントをたくさん得られたと思います。測定検査して、問題のある器官を治療して、効果判定を行い効果を積み重ねて、それがエビデンスになってゆく、そんな臨床を行なっていきたいものですね。
ご質問に回答いただきましたので、質問回答ページでご確認ください。
皆様、新たに知識の整理ができた方や気付きがあったのではないでしょうか?
養成校では、「運動学」として学んだ内容ですが、新しく分かってきた生物学の知識などを加えて、運動器である神経・筋・関節の運動学を分野ごとに整理することで、臨床応用がしやすくなります。次回第2弾は、12月を予定しております。
臨床で、活用された事例もお待ちしております。
今回、もう一度、復習したい、日程が合わなかった、見逃したなどのご意見を伺い、ビデオ再生によるオンライン研修会を開催いたしました。振り返りの学びが出来て、良かったというご意見もいただきました。初めに音が出ないなどの不手際、申し訳ありませんでした。次回、「中枢神経系の構造と機能」は11月に予定しております。10月中旬には募集開始いたします。
今回は、「関節」について臨床に役立つ内容を宇都宮初夫SJF学会理事長にオンライン研修会でご講義いただきました。
今回のテーマは、「関節の構造と機能」でしたが、患者を治すために、どのように知識を臨床に生かしてきたかを示され、宇都宮理事長のたゆまう努力と学問的見地からの洞察に感動いたしました。治療技術者は、こうあるべきでしょう。
全国の支部でのオンライン研修会第5弾終了いたしました。多くの皆様と、筋の働きについて学ことが出来ました。人体は、なるべくエネルギーを消費しないようにするように、神経も、筋もあるべきようにあるという印象です。学べば学ぶほど興味深く、次はどのような新しい知識を蓄えて臨床で活かそうかと楽しみが増えました。
多くの資料を作成くださり、少しでも理解が進むように、ご講義いただいた宇都宮理事長に感謝いたします。次は、「関節」についてのご講義を8月6日(金)に開催予定です。7月1日(木)より申し込みを開始いたします。
オンライン研修会は、SJFの成り立ちについて、生物学的知識の上に成り立ち、PT・OTの専門分野であるKinesiologyの多くの学問分野に深く関わることを示していただけました。宇都宮先生、ありがとうございました。
前回の自律神経は末梢神経系でしたが、今度は中枢神経系としてまとめていただきました。中枢神経の解剖について、臨床で役に立つ機能も分かりやすく、膨大な知識の蓄積と臨床での経験をもとにご講義いただけました。
いかに臨床で、知識を患者治療に役立てられていたかのご講義は、まだまだ理解しきれているとは言えませんが、臨床での患者の症候や反応に照らし合わせながら、深めていける糸口を頂きました。
ご講義ごとの新しい観点は、いつも驚かされるような気付きを与えて下さいます。宇都宮先生、今回も大変ありがとうございました。
COVID-19感染症が蔓延する中、大阪赤十字病院でのICUの重症感染患者の治療を行われてきた姫野先生に、実践を通じて私たちに何ができるのかを示していただきました。
呼吸器疾患に対するPTのできる基本的な治療を通じ、全身調整運動の難しさを教えていただきました。
ただ運動させれば良い、また患者に「疲れた」かを問い、「疲れてない」という返答で運動を再開させることなどは、医学的には意味がないばかりではなく、悪化させる危険性が高いことも示していただきました。医学的な知識をもとに臨床の患者から示される変化を判断し適切な運動によって、多くのCOVID-19罹患後の患者は、歩いて退院できたとのことです。
このような命に関わる全身的な炎症疾患の治療例は、どのような患者にも基本となる治療例となりました。
緊張を強いられる治療でお疲れのところ、姫野吉徳先生、ありがとうございました。ご参加いただいた宇都宮初夫先生にもコメントを頂き、感謝いたします。
一日も早い、治療法、予防法が確立されることを祈っております。
宇都宮 先生 ご講義、また貴重な資料をありがとうございました。
目の前の患者は、既に恒常性を逸脱している可能性が高いです。その恒常性の維持調節の働きの一つである自律神経の構造を知り、患者の恒常性が正常範囲にどれだけ近いかは、大変重要です。
IMDによる痛みは、既に恒常性を逸脱している状況を知らせています。この状況での病気の発症は、恒常性をさらに逸脱させていることが考えられます。SJF治療により、IMDを治療することで痛みを消失させ、恒常性が正常範囲に戻りやすくなる可能性もあるといえます。正常範囲に近ければ近いほど、新たな病気による恒常性の逸脱の幅も狭くできるかもしれません。目に見えない恒常性ですが、実際の臨床のSJF治療でこのような印象を受ける効果があると思いつつ、お伺いした学びの深い講義でした。(文責:北海道東北支部 理事 太田ちえ)
今年度の実技研修会・勉強会が行えない状況の中、宇都宮初夫SJF学会理事長にオンラインでの講義だけでもとお願いし、快くお引き受けいただきました。
今回は、理事長が今、皆さまにお伝えしたい内容、「治療医学としてのPhysical Therapy」をテーマに3時間の講義をしていただき、新たな気付きとエネルギーを戴きました。
本来の PT・OTの位置付けとすべき事を歴史と定義を通じて教えてくださいました。世界のPT・OTがDisabilityや医療とは関連のない福祉などに向かう中、原因治療や病気の予防に向かうことこそ、誰もができない専門分野のPT ・OTが進む未来への道筋が示されました。
開始してから不安定な状況が続き、宇都宮先生および受講生の皆様にもご迷惑をお掛けいたしました。次回は、この点を改善して開催できるようにと思っております。
7月の「治療の基本〜測定・検査〜」に続き、「治療の基本〜治療の進め方〜」について、
宇都宮 初夫 理事長に講義・実技いただきました。
講師の宇都宮理事長の熱い講義・実技指導に感謝いたします。また、補助講師の築山PTのご指導に感謝いたします。ありがとうございました。
研修会では、実際に治療の進め方を講義実技で示していただきました。7月の測定検査というテーマでの治療的検査法の重要性と価値について理解が深まったところで、治療技術の使用の糸口をいただいた研修会となりました。今年の1月から6方向の腰仙関節治療が、新たな効果を上げていましたが、さらにこの技術の精度が検討され、さらに効果的になっていました。
出席された皆さんの臨床での効果はいかがでしょうか?また、ご報告をお待ちしております。
詳細は以下をご覧ください。研修会詳細リンク
パワフルで多くの学びを得られた研修会でした。
測定と検査では、治療ができなければ測定と検査もできないというお話。
治療的検査法の重要性や、より効果のあるLS技術を実際にご指導いただきました。
とても刺激的な研修会でした。
本部理事の大坪先生に来ていただき、さらに効果的になった腰仙関節の技術も丁寧にご指導いただきました。
また、肩部の治療を順序立てて、基礎コースで学んだ内容に臨床的な知見も加えて、実技を示していただきました。受講生の皆さんも、多くの時間を実技練習に汗を流しました。
大坪先生、ありがとうございました。
今年も日曜勉強会の企画として、宿泊研修会を開催いたしました。
例年お世話になっている札幌サンプラザの方のご配慮も頂き、楽しく熱い講義と実技が繰り広げられました。
講師の築山先生の臨床での探求と経験が生み出す、技術や介助法をご指導いただきました。
築山先生、ありがとうございました。また、来年度もよろしくお願いいたします。
「運動器再教育」とは、少し聞き慣れない言葉かもしれません。「神経筋再教育」で解決できなかった問題に関節治療を加え、各器官に生物学的アプローチを行なうことを言います。これらの新しい知識をわかりやすく講義・実技で教えて頂きました。
最新の腰仙関節技術もあり、患者治療も見せて頂きました。
青森や近隣の県からの受講生も、また気持ちを新たに頑張るとのことでした。
基礎コースの受講者も、この気持ちの勢いで2名応募して頂きました。
宇都宮先生、ありがとうございました。補助講師の築山先生、ありがとうございました。
今回の研修会では、PT.OTのすべき治療内容を明確にされました。また、デモンストレーションと共に、SJFの使用方法に続き、今までに使用してきた理学療法や作業療法の技術を組み合わせた一連の治療の流れを示していただきました。受講した皆さんからも、とても良かったとアンケートにご記入いただきました。
宇都宮先生、ありがとうございました。補助講師の築山先生にも丁寧なご指導を頂きました。感謝いたします。
Case1:股関節外転運動での疼痛
痛みは残ってはいるとのことですが、ROMは改善。その後は、月に1回程度で実施しています。終了時は、痛みは消失しています。まだ再発しやすいので、もう少し継続します。
治療の方向が、上手く言えないけれど違ったと教えて頂きました。
Case2:頸椎症の治療中、右膝内側の疼痛による歩行困難
徐々に痛みは改善してきていますが、他動的な運動では痛みが出ています。月に4回実施しています。関節面の方向付けをしての抵抗運動での屈曲伸展時の痛みはなく、行えるようになっています。ただ治療ごとに、頸椎症との関連もあり、まだ一進一退です。
今回は、腰仙関節の技術が以前と逆方向の技術で良かったことがわかり良かったです。
Case3:MS
治療後の歩行は、膝の使い方が良くなっていましたが、その後は週1回の治療で、ハムストリングスの筋収縮が起こりやすくなってきています。
関節の動く方向が学べたことと、動作分析が修正できたこと、スパズムが消失するとROMの拡大とその筋が収縮しやすくなり、即座に歩行が変化することを実感出来ました。
Case4:CRPS type 1(頸部・両上肢の疼痛)
終了時は手の震えや痛みが軽減し、上肢の挙上も出来るようになりました。翌日には、戻ってしまったとのことですが、海外出張にも行かれたとの事です。
このように痛みが軽減できる部位や方向が感じられて良かったです。