本来の PT・OTについて❷

No.

   治療的運動(Therapeutic exercise:運動療法・運動性OT)の治療の順番についてです。

   以下は治療目的対象です。

   

   1)ROMRange of motion「運動の範囲」

   2)Muscle strength「筋張力」

   3)Muscular endurance「筋持久性」

   4)Co-ordination「協調性」

    5)General condition「(生理的な)全身状態(機能)」

 

    基本的動作・応用的動作において協調的な運動を行うときに、不可欠な構造は関節の運動

    です。

    なぜならば、神経や筋、心臓や肺に問題がない場合でも、関節が固定されていれば運動は

    起こりません。

    そこから言えることは、1)ROMの治療が最優先だということです。

    その後に筋のそれぞれの機能から考えると2)3)4)と治療を進めていき、運動を通じ

    て5)を改善します。

    上記の順番は、単に羅列しただけではなく、治療の順序ということです。

 

    ※「PTの基本的動作」と「基本動作」の意味は違います。

      基本動作はADL(応用的動作)と同意語です。

 

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書籍ご紹介:以下の書籍の下肢編が刊行されました。(下の画像は、Webより転載しています)

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