PT・OTの治療手段は、症候に対して行われます。その治療の原則は変わりません。
治療目的一つ一つを確実に治療できる技術があれば、いかなる疾患、人種、年齢、男女などに
関わらず、PT・OTに適応のある症候は治療が可能です。
例えば、筋力低下をきたした場合、MMT測定0(完全麻痺)〜1:筋収縮出現までは電気刺激、
1〜3:自重に打ち勝つ抵抗運動、3〜5(正常):自重+抵抗に打ち勝つ抵抗運動を行いま
す。
これは途中で回復が止まる場合も、どの領域の治療も同じです。
気を付けることとして、患者の疾患・人種・年齢・男女差などに特有な生理的・生物的な問題と
しての心身の状況について知る必要があります。
例えば、小児の発達や加齢に伴う心身の変化などです。
適応があれば上記を踏まえて、全ての患者を治療できなければなりません。
例えば、整形疾患の患者は受け入れるが、神経系障害の患者は受け入れないなどということはな
いはずです。
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